算数数学が苦手な子の傾向を20項目あげてみました。よりよい方向へすすむことを考えています。
01)「正解さえすればよい」と考えちゃう。
算数は道筋が大切ですよ。
02)3行以上の問題文は読まない。
物語は読むんだけどね。ゆっくり気楽に読もう。
03)早く解けるが一番と思っている。
いや丁寧に考えることが一番です。
04)見当で答を決定してしまう。
見当は大切。でも決定はしないで。
05)仮定なんて難しいことは考えない。
〜だったらどうなる?と思い起こすだけ。ぜひ、挑戦してみて。
———————————————–
06)5問中1問の計算ミスはふつう、と捉えている。
計算ミスとは解いた問題の3%以下の間違い。それを超えると一大事です。
07)前提部分を流してしまう。
どんな条件(前提)にあるのか?立ち止まって考える癖をつけよう。
08)見切り発車が好き。
条件は1つでも見落とすと、目的地へ行けませんよ。
09)その問題のゴールが分からない。
問題は何を尋ねているのか?よーく考えて。
10)確かめは臆病者のすることだ!と考えている。
臆病なことはいいんです。
———————————————–
11)式は疎か。
式はお手紙です。伝わることが大切です。
12)計算は海の男のように荒々しい。
海の男のような計算は正解しにくくて…。
13)その判断はすべて直観。根拠は特にない。
直観は大切ですが根拠を探す努力はもっと大切。
14)図をかくのは時間の無駄と思っている。
イメージできなきゃ考えられませんよ。
15)大きい数の問題になると難しく感じている。
小さな数に変えてみたらいいですよ。
———————————————–
16)ゴールから遡って考えない。
迷路ってゴールから考えると出来るよね。同じこと。
17)公式の暗記にはこだわる。
苦手な子ほど公式覚えに必死に。でも、それじゃできません。
18)公式の意味は分からない。
意味が分かれば公式は自分で作れます。
19)問題文の翻訳がない。
〜ということはどういうこと?が翻訳です。
20)知らないもんはできない、と諦めている。
知らないのにできた子は、知らずとも取り組んだからできるのです。
———————————————–
大体、こんなところです。
この気持ちを切り替えることが、ぼくの役目なんです。
関連記事
・優れた数のセンスをもつ子は、何がちがうのだろう?
・中学受験を終えた賢い親たちの3つの発見
・子どもが嫌がる親コトバ-その解決のヒント