みかん流!子どもコーチングの極意[全6回]もくじ
子どもコーチングの基本。子どもと心をつなぐために井戸端会議を続ける。
その前回の続きです。
子どもとより効果的なコーチングには承認アプローチ(別名!わが子と井戸端会議)を行います。その井戸端会議で使うテクニックをご紹介します。といいましても、おそらくあなたには身に覚えがある無意識の行為です。
■あなたのお得意の言葉は?
日本人が普段つかう言葉の種類がどれくらいか僕には分かりませんが、この井戸端会議をするときの言葉の数は大体察しがつきます。
特に井戸端会議のプロフェッショナル(という職業があるわけではありませんが)は、その言葉の数はすごいです。それは大変豊富な言葉を使う…のではなく、なんとある1つ2つの言葉を何度も繰りかえしています。
どういった言葉か?
それは切れのいい「うん!」「ほんと!」「へぇ!」「そうなの!」といった種類の言葉です。(これは前回の問題にあった答と同じ言葉ですね。)
とにかくこのような言葉をテンポよく使います。正直、端から見ていると「この人、本当に話を聞いているの?」と思うぐらい延々と使うのです。でも、それでいいのです。
■名刀の振り方を考える。
もし、あなたが「私、ご近所との会話で同じ言葉しか使っていないかも…」と思ったら、それはコーチングの中の話で大変素晴らしいことなのです。コーチング10段階のうちの少なくても3段ぐらいまでは進んでいると思います。
それが出来ているのであれば、次のステップ名刀のその言葉を、是非、意識的にバリエーションを考えてみてください。例えば、あなたにとって「ほんと」が一番の言葉だったら?
・嬉しさを表す「ほんと」
・感心さを表す「ほんと」
・悲しさを表す「ほんと」
・緊迫感を表す「ほんと」
意識的に声に出してみてください。するとなんだか、あれこういったホントって使ったことあるわ!と気付くかもしれませんね。それはさらにGOODです!
なかった場合は自分で考案してみてください。そして実際にそれが使えるのか?実践することをお勧めします。
承認アプローチ[1]
お得意の言葉を繰り返す。
では、テクニック1つ目を子どもとの会話でドンドン使ってみてください。そうするだけで子どもは安心して心の内を話しだすと思います。もしかしたら多くの方が使っているかもしれませんね。それなら更に広げて使ってみてください。
またテキストが長くなりましたので。
次の井戸端会議のテクニックを説明します。
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