LEGOにまつわる息子の悲しみ…そろそろ解放してあげよう。

息子はレゴ(LEGO)が大好き。でも彼にはレゴに関する大きな悩みがありました。その悩みを解決しようと動き始めた14年7月の話です。


LEGOにまつわる息子の悲しみ…
そろそろ解放してあげよう。

たまには息子自慢をします。
わが息子ナオは、レゴで色んなものを作るのが上手いんです。4歳ぐらいからその才能の片鱗を見せはじめ、保育園の先生からも「本当に上手なんです!それも凄い集中力で!」と誉められてきました。
授業がお休みになった日など、ぼくが早めに保育園にお迎えにあがると、息子がほんのわずかなブロックでヘリコプターや車を上手に作っていました。ほぉほぉ!上手い。しかしその作品が「それ頂戴!」とお友達から持っていかれ、シクシク泣いているのもみたことがありました笑
まぁ、持っていかれるということは嬉しいことだけれどね。
そして保育園の先生方から何度か聞かれたことがありました。
「家でもよく作っているのですか?」
その度に、ぼくはなんだか申しわけなさそうに首を横に振ります。
「いや…作らないですね…。」
保育園の先生が?な表情。
「わが家には、レゴないのですよ。」
「えぇ!ホントですか?」
それを知ると、大概驚かれます。男の子=レゴも過言じゃない定番オモチャ。
しかも上手につくる。そして大好き。そうであればなおのこと持っているのが普通ですよ。でもわが家にはない。
もちろん似たようなもの、ナオが1歳の頃に実家から送られた大きなビッグブロック(やく2cm四方)はあります。でもこれは幼児用。保育園で使っているレゴのような細かい作品は作れません。
(そんなビッグブロックでも、レゴの変わりとして日曜日に遊んでいますが)
どうして買わないのか…。うーん、理由はいくつかありました。
娘カナが小さいため誤飲の可能性とか、保育園にあるんだからそれでいいんじゃ?という不必要性とか、あとはまぁよくありがちですが、部屋が散らかるから親が嫌だということとか。それよりも本人からの要求がなかったからですね。
レゴは、保育園にあるものだ。トイザラスにあるものだ。
そしてオモチャは、シェアしあうものだ。という考えが息子にあるみたいです。
だから彼の中にオモチャを所有するという概念が薄い。
しかし…ある日、見ちゃったんですね…悲しいシーンを。
【悲しいある日】
6歳児クラスともなれば、ぼくがお迎えにいってもあまり喜びません。
むしろ「はやいよ!」と嫌な顔をされます。そんな彼の手元にあるのはもちろんレゴのパーツ。少しでも長く遊ばせてあげようと、娘を迎えに行って戻ってくるまで遊んでいていいよ、と言いました。
それから娘と一緒に、息子ナオのところへいくと何人かの男の子がぼくの所へやってきました。
「うちね、レゴもっとあるよ!」
「ぼくの家には、宇宙船のレゴがあるよ!」
レゴ自慢です。子どもよくありますよね。
「ほぉいいなぁ〜」
とぼくは羨ましがりました。
子どもたちは得意げです。うんうん。
で、その時、ふと息子ナオが目に入ってしまったのがいけなかった。
その側で時間を惜しんでレゴを作っていたんです。
そんな彼のレゴを作る手が、ぴたっと止まっているんです。
そしてじっと下を俯いていたんです。
そしてその会話に参加してこない…。
我慢しているのかな。
勝手なぼくの解釈かもしれませんが。でもそれはその後ですぐに分かりました。
その帰り道、3人乗り自転車の後部座席に乗る息子が言いました。
「お父さん…」
「なに?」
「今、レゴ買いに行こう…」
「い、今から?」
「あっち、売っているよ!」
といつもと違う方向をさす。もちろん、あっちの道にはレゴを売っているお店はありません。
その時は話を有耶無耶にしました。でもあの背中をみると…買ってあげないわけにはいきませんね。
ヨメにその話をして、全会一致で買うことになりました。