みんな小学5年生の女の子、でも授業のポイントはちがう。

同じ内容でも授業ってちがってくる。授業の品質の均一化なんてものは、あっちゃいけない。いろんな子がいる。だからいろんな授業があるんです。


みんな小学5年生の女の子。
でも授業のポイントはちがう。

十人十色。
毎日、授業をやっていると
それをとても痛感しますよ。
今、小学5年生は3人教えているんです。
偶然にも、みんな女子。
授業で扱っているところも
だいたい同じです。
でもね
授業のポイントは
みんなちがうんです。
あるAさんの授業は、
フレンドリーに会話をしながら、
学校の授業の様子を注意深く見る。
なんらかのサポートが必要と感じたら、
改めて教えるというもの。
ポイントは
『学校の教え方にあわせる』です。
あるBさんの授業は、
静かにコツコツと行います。
手続きを明確に示し、
例外的な問題は扱いません。
オフザケはなく真剣です。
お母さんとお勉強をしているので、
ご両親との連携も大切です。
ポイントは
『できるところを確実にやる』です。
最後に
あるCさんの授業では、
問題は全てぼくが手で書きます。
問題も独自でイラストもついてきます。
結構、笑いの絶えない授業です。
病気療養中なので、体調をみて進めます。
ポイントは
『楽しみながら学ぶ』です。
ね、みーんなちがう。
そりゃ、そうですね。
おなじ算数があってたまるかー
って感じですよ。
ちなみに。
この算数が正しいとか、
そういうものはないんです。
「それぞれにとって、
 いい算数とは何か?」
大切なのはそこですね。