学習の効率を高めたいとき、真っ先に考えるべきこと

先日、もっともいい学習法について「最高を探さずに、まずは身近で効果があった方法をドンドン工夫する」と書きました。今回は、学習効率を高めるポイントの紹介です。あまりにも当然なことなので、期待はしないでください。


学習の効率を高めたいとき、真っ先に考えるべきこと
学問に王道なし、といいます。
たしかにラクな学問=学習なんてない。
けれど、学習の効率をあげることで
大幅に習得までの時間を
短縮することは可能でしょう。
そこで学習成果を欲する中高生は
自宅で効率のいい学習を取り組もうとします。
でもね。
それじゃ、なかなか効率のいい学習は望めません。
実際、教え子たちに聞いてみても
いい声は聞きません。
効率のいい学習を実践しているつもりですが、
気づいたら眠ってしまった…
なんて効率どころの話じゃない
残念な結末をよく聞きます。
また、一生懸命やりたいけど、
いろんな誘惑が邪魔をする。
さらにはLINEの返信もしなきゃ。
そう、夜は忙しい。
集中して効率的に学習なんて、
相当の体力と覚悟が必要ですよ。
そのつまり…効率化どころか
勉強自体が困難なこともある…。
(別に自宅学習をするのは無駄だ
 と言っているのではありません)
もし効率的な学習をしたいのなら、
真っ先に効率を考えるべき学習は
別にあるんじゃないかな?
それはどこか?
ぼくの面白みに欠ける考えをいうね。
それは…学校の授業。
この学習を効率的にする。
いや…無駄にしない、
が正しい表現なんだろうな。
だって昼間は体が元気だよね。
そして授業時間って
予定に組み込まれていから
絶対に時間はとられるよね。
また学校の授業時間は、
(悪い友人さえ近くにいなければ)
邪魔されずに勉強時間が確保できるし。
分かる?
この時間しかないんだよ。
自分の日常を振返ってみても、
スマホ、テレビ、漫画は
つねに僕らの近くにある。
すべての誘惑を物理的に断てるって
もはやここだけじゃないかな?
だから。
まず学校の授業を真剣に聞くことが
一番効率的だと思うんだよね。
ゴールデンタイムだよ。
ほらね、当然のことすぎて、
期待しなくて良かったでしょ?