みかん先生の「図をつかった教え方」は、量のイメージ・抽象概念の把握・手続き理解・文章の可視化などの効果があります。それをご紹介します。
算数で図を使って問題を解くことはあります。みかん先生が扱う図は解くための図だけでなく、概念を理解を促したり、お子さんが数量を掴むためにも用いられ算数数学の落ちこぼしを防ぐことができます。図で学ぶメリットを4つご紹介します。
その1:量をイメージで把握できる。
数の大きさは数字の羅列では直観で把握しきれません。その数の大きさをタイルなどで表現し数表記とイメージをしっかりと結び付けます。図で学ぶ最大のメリットです。
その2:抽象的な概念をイメージで整理できる。
言葉ではつかみにくい算数数学の概念は、図を用いることで分かりやすく表現できます。
言語による論理発達が遅れている子などに、図を使った指導は大変効果的です。
その3:手続きの仕組みをしっかり理解できる。
筆算など手続き指導になりがちな場面でも、図を使った指導は子どもたちの本質的理解が得られます。
導入で図に置き換えた手続きで、子どもたちはしっかりとした理解のもとで手続きを学べます。
その4:文章をイメージで整理できる。
文章問題などの際に図を使って思考整理を行うことで、イメージ力や論理力が弱い子などもつまずきを軽減できます。
図を一貫して使うとで、子どもたちは理解の混乱を避けることができます。
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