演技中の息子が作ったぼくの心の処方箋

「やっぱ…落ち着きないなぁ」息子の保育園で、息子の演劇を見てきました。他の子とちょっと違うところに、目がいってしまうんですよね。そんな中でうまれたこの言葉。


演技中の息子が作ったぼくの心の処方箋


午前11時過ぎ。
ほんの20分前に、
保育園から帰宅してきたとこ。
午前中息子が通う保育園で、
息子のクラスが誕生会の出し物で
演劇をするというので、
ちょっと覗いてきました。
正直、行くのを最後まで迷っていました。
台風近づいて雨だし。
体の調子もよくなかったので、
今回はご遠慮しようかなぁって。
でもやっぱり行きました。
行ったあとに、後悔はないから。
そして良かったですね。
もちろん保育園児の演劇です。
ほんと短いセリフで、
あっちやこっちやで動いて、
最後に歌を歌ってって終わり。
というもの。
でもね、いいんです。
それで十分。
ただね。
演劇をみる中で、
やっぱり気になる息子の動き。
端からみるとちょっと落ち着きない。
みんなで演劇中なのに、
舞台にある穴が気になりだして、
そこに足を突っ込みはじめる。
『おい!!』
と思っても
彼は10mほど向こう。
ぼくに気づくと手を降り始めるし。
(まぁそれはみんなやるが…)
とにかくね。
演劇は面白くて楽しいのに、
彼の問題ばかり拾うぼくが
ずっといるんですよ。
心に纏わりついている。
自分で自分に
「もういい!分かった!」
って言いたい気分ですよ。
でね。
それに気づいたときに、
タレント明石家さんまさんの有名な言葉を、
ぼくは思い出しました。
『生きてるだけで丸儲け』
ってね。これはさんまさんが自分の娘であるタレント“イマル”さんに、名付けた本名そのもの。
この言葉になんど、ハッとさせられたことか。
ぼくの心の処方箋ですね。
そしてね。
舞台で演技中にもかかわらず、
ぼくに手をふる笑顔の息子をみて、
さらに思い浮かんだのです。
『笑えるだけでぼろ儲け』
生きているだけで丸儲けなんだからね。
さらに笑っていられるなら、
これは丸儲けどろこか、もうぼろ儲けだよなって。
とりあえず、こんな感じで生きていきます。