子どもの不安「就職できなかったら…」

社会人として近づいていく教え子たちの心の不安。そのなかで「就職できなかったら…どうしよう…」と言うものもあります。その不安ってあるよね…でもね、って話です。


「就職できなかったら、どうしよう…」

教え子から不安を受けました。
100社にエントリーしたけど、1つも通らなくて…命を絶った事件とか。そういったニュースを知ると、それでとっても不安になるのだとか。今から先を見通していることに、ぼくはとっても驚きました。

ただね。
お仕事をしているぼくに話しても、いい事は言えないんだけれどな。普通はどういうのかな?

「自分にあった会社を!」
「もっと沢山の書類を!」
「書類の書き方のコツを!」

とか言うのかな…わからない。うーん、どうだろう。
アドバイスじゃないけれど、仮の話としてだよ。100社…いや300社にエントリーして全くご縁がなかったとしよう。そこで

「俺は必要とされていない…」

とひどく悩み込む。それは当然だと思う。思いっきりガッカリ肩を落としていい。大きな溜息と一緒に、体の力を一度抜いてやれ。でそのあとに、顔を上げてこう思えばどうだろう?
『あぁ〜そうだった!俺は会社の為に生まれたんじゃなかった!』

ってね。いや、本当にそうなのよ。

現実の話として、その300社の生命と10代半ばの人間との生命の長さ。どちらが長いかといえば、人間の方がずっと長い。今の高校生が65年後…つまり80歳になったとき、何社が生き残っているのか?

精々20〜30社が関の山。

ほとんどはぼくたちよりも早く消える。つまりそんな僕らよりずっと早く消えてしまう会社の存在に、自分の存在を映そうとすることが、じつは大きな誤りなんだよね。

ぼくの大学の恩師はいつも気楽にこう言っていた。

「運とご縁とタイミング。」

ほんとそうだと思う。その時のことはその時。生きる上ではこういった考え方の方が、心の中はスッキリすると思います。