花粉症ではないけど花粉対策

ぼくはイネ花粉アレルギーで、スギ花粉アレルギーはありません。だから2〜4月間、花粉対策ってしないんです。でも仕事柄として花粉へもっと配慮すべきでした。自分のためではなく。


花粉症ではないけど花粉対策

コートお預かり?
2月末。ぼくはいつも授業で伺っているご家庭のドアの前で呼び鈴をならしました。
そしてドアを開けてもらって、玄関に入るとハンガーをもって親御さんがお迎えてくれました。
「先生、コートをお預かりします」
あれ?とぼくは疑問に思いました。
いや、いろんな家にお邪魔している中、コートを預かってもらうことはあるんです。ただこのご家庭ではこれまでそんな流れはありませんでした。
むむぅ?何かあったのかな?と思ったら、親御さんが申し訳なさそうに言いました。
「すみません…花粉症でして…」
そう言われて、すぐにハッと気づきました。だからコートを預かったのか。
■花粉は家に入れない
もしかしたら花粉のアレルギーと無縁の人にとって、コートを預かる理由が分からないかもしれません。親御さんがぼくのコートを預かったのは花粉症の予防だからです。
花粉症の一番の予防って何かというと、花粉のなかで過ごさない。これに尽きます。できる限り花粉を部屋に取り入れないことで、花粉症は軽減できます。
しかしこの時期、外気はもちろんのこと、外から持ち込まれたものにも花粉はたっぷり付着しているんです。ですから親御さんはぼくの一番外側の衣類(コート)を預かって、玄関先に留めておいたのです。もちろん、ぼくのコートにも例外なく花粉は付いています。
そして今回のコート預かりで気づいたことがありました。
<花粉対策は自分がよければ良いわけではない。>
どうして長い間、このことに気づかなかったのか。
■季節対策はしていたけれど
ぼくは毎日、他人の家を訪問するので、その季節や天候ごとに配慮してきたことはありました。
真夏は暑さによる発汗対策。真冬は寒さへの防寒対策。そして雨の日は、雨具や速乾素材の衣類を着用したりと、まぁ、いろいろと工夫してきました。
それは授業を行う上で影響を受けるからです。授業を行う上で大切なのは「ぼく自身の心と体の状態を良くすること」と「教え子の心と体の状態を良くすること」が前提にあります。季節や天候は、ぼくの心と体に影響する大きな危険因子です。
今回のスギ花粉についてのぼくの配慮のなさ。それは、ぼく自身が「子どもの体の状態を良くすること」に注意が及ばなかったところです。ぼくがスギ花粉症じゃないということは、ぼくの体の状態はいい。
しかしです。体の状態がいいぼくが持ち込んだ花粉によって、花粉症の教え子の体の状態が悪くなるのは十分に考えられる話です。そこへの配慮にぼくは気づかなかった。
自分自身が花粉症でありながら、なぜこんな簡単なことに気づかなかったのか…。すぐに対策を練りました。
■授業のための花粉対策3
花粉症がいるご家庭で、実行しようと考えている花粉対策は以下の通りです。

1.一番外側の衣類はナイロン製にする。
  理由)ナイロン製は花粉が付着しにくい。
2.一番外側の上着(コート類)は玄関先に置く。
  理由)室内に花粉をまき散らさないように。
3.洗濯後にワイシャツは部屋干しする。
  理由)外干しだと花粉が付着するため。

すぐに実施したいと思います。花粉症のご家庭の皆様、これまで大変失礼いたしました。