祝入学!まずは静観でいいじゃないかな。

息子が公立の小学校へ入学しました。とうとうこの日が来たか…とぼくの頭の中はあれこれと夢が広がり、又あれもこれもと不安も広がります。そんな時だからこそ、基本軸に立ち返るように心がけています。

新しい環境の中で

長く一緒に時間を共にした保育園のお友達ともお別れし、子どもたちはそれぞれが違った小学校へ。その小学校入学を機に、学習補助としての塾やスポーツなど習い事を始める子たちもいるようです。

そんなわが家の息子ナオは、今のところ習いごとをしていません。

やっと家から学校まで帰れるような感じで、それどころじゃないという感じです。まぁここで何か習わせても面白いんじゃないかなぁと思う親心はあります。いずれにせよぼくのような田舎者はのんびりとしたものですね。

早めの布石

一方で中学を迎える親御さんたち(4組)はいろいろと考えることも多いようです。

「今、どう動くべきでしょうか?」

次なるステージへの早めの布石を打ちたい気持ちがあります。塾を増やすか?家庭教師(ぼくの授業)を増やすか?そのようなご相談を受けます。その度に、ぼくも色々と考え巡らせるのですが、答えは

「まだ何も始まってません。もう少し様子をみてはいかがでしょうか」

というなんとも味気ないものに…。しかし、焦ってはことを仕損じます。変化が起ころうとするときは、すこし時間をおいて状況を正しく見極めたほうがいいと思います。

新しい環境には新しい流れ

ぼくの基本的な考え方は、その環境の流れに乗りながら『さらにうまくこなすにはどうすべきか?』というものです。流れに逆らってしまうと、子どもに無理を強いることとなり、失敗に終わります。

特に、公立中学への進学のなかで学習戦略は明瞭です。

必ず定期試験があります。あれこれ難しく考えず、そこに焦点をあてる。試験の傾向は担当の先生によって変わりますので、現時点でアレコレ考えてはいけません。まして2、3年先のことは、今の時点では分からないのが正しいのです。

今は、本人の可能性を引出すために、特性に合わせた学習の流れを作り、そのスタイルの中で課題を達成していく。そんなシンプルな「型」を作り上げることが、“今、すべきこと”ではないでしょうか。