色えんぴつで取り組む算数文章題。ぼくがこだわったのは“それぞれ”でした。

『それぞれの子どもにあったプリントを、ちゃんと届けたい』と思ったら、1つの問題で4通りのプリントができてしまった。これでいいのか…これでいいのだ!


色えんぴつで取り組む算数文章題。
ぼくがこだわったのは“それぞれ”でした。

いきなり余談なんだけれど、
ぼくには2人の子どもがいます。
5才の息子と2才の娘。
その2人の成長を間近にみていて、
とても痛感することがあります。
あまりにも当たり前のことなんだけれど、
成長はそれぞれ。
息子はこのブログで紹介していますが、
他の子と比べても発達の遅い。
みんなにどうにかついていっている感じ。
一方、このブログでは話題にでない娘。
facebookでは娘の様子を紹介していますが、
たいへんなおてんば娘で、成長も早いんです。
2才2ヶ月で、日常会話の多くを理解しています。
ここで本題に入ります。
この2人の成長の違いを目の前にして、
改めて思ったのです。
「息子と娘、それぞれの算数があるよな。
 だからそれぞれの学習を用意してあげたいな。」
ってね。こりゃぼくの願望です。
他の親御さんたちもそうなんじゃないかな。
そして今。
ぼくが個人的な想いから製作しだしたのは、
そんな“それぞれの算数”をテーマにおいた
1年生の文章題プリント。
1問に4種類
1年生って子どもの発達の違いが大きい。
文章題においてスラスラ分かる子もいれば、
文から想像することも難しい子もいます。
しかしそうだからといって、
学習内容を変えるわけにはいかない。
そこでぼくが考えたのは、
それじゃ問題は同じのままで、
発達に合わせて中身を変えてみたらどうか、と。
具体的なプリントはこんな感じです。
問題プリント.jpg
まず、A4紙に2問という構成。
(1年生の中には書く字が大きくなる子もいるため。
 これは印刷次第でA4で1問も可)
そしてプリントの中身が異なるのは
真ん中の着色部分です。四角枠の“ず”のところ。
ここが4段階レベル(★〜★★★★)として、
それぞれの子に対応した仕様になってます。
こんな感じです。
図レベル★☆☆☆
登場人物をイラストで、数を四角で表した図がある。
図スペース1.jpg

【ぼくのコメント】 文からイメージすることが不十分な子のために、図を見てその状況がわかるようになっています。はじめは皆、これからスタートですね。

図レベル★★☆☆
登場人物を文字で、数を四角で表した図がある。
図スペース2.jpg

【ぼくのコメント】 登場人物のイラストを文字にかえて表現。しかし数量の認識が不十分な子のために、四角はそのまま残しています。

図レベル★★★☆
登場人物を文字で、数をテープで表した図がある。
図スペース3.jpg

【ぼくのコメント】 数量認識が四角からまとめた量(テープ図)で対応できるようになると、このプリントを使います。

図レベル★★★★
図を自分で書く。
図スペース4.jpg

【ぼくのコメント】 文章を読んで状況がありありと分かる子には、自分で図を書いてもらいます。

ぜんぶ同じ指示「こたえのぶぶんをあかいろでかこもう」。
でもそれぞれが見ているイメージ図はちがう。
なかなか面白いでしょ?(←強要)
画期的とはいえないけれど、ちょっとだけ
“正しい親切”という自負はあります。
発達の段階の違いって言わば
見えているものが違うってことです。
だから。
「見せるものを変えることは当然だ。」
とぼくは主張したいです。遠慮がちにね。
製作する人間(つまりぼく)はちょっと手間だけど、
わがの子が「わかった!」って笑顔になるって、
やっぱり嬉しいですよ。
うん、うん。