よく質問にあがる“学生家庭教師”と“プロ家庭教師”について簡単にご説明いたします。
家庭教師をお考えの方は、どうぞ参考にされて下さい。
教えることで生計をたてる=プロ家庭教師
プロ家庭教師とは、学生さんが行うアルバイトとしての家庭教師と区別するために生まれた職業人です。
学生家庭教師とプロ家庭教師の違いをまとめると以下の通りとなります。
| 学生家庭教師 | プロ家庭教師 |
立場 | アルバイト | 本 業 |
指導力 | 一般的に低い | 一般的に高い |
指導期間 | 短期(2~3年) | 長期可能 |
授業料 | 安い | 高い |
ただこれは大雑把な区分けです。よく誤解を受けるのは、プロ家庭教師といってもプロ免許制度があるのではありません。
家庭教師を生業にしよう!と思ってプロ家庭教師を宣言を行っても差し支えありません。
ただしこの仕事で生計をたてるには、ある一部の分野において他の人に負けない強みをもち、常に生徒さんがついていなければ難しいです。
みかん先生の場合「図で考える算数数学」が強みです。おかげ様でGoogleにおける“算数 家庭教師”の検索結果(12年12月01日現在)がみかん先生の旧ブログが最上位になりました。
プロ家庭教師の中の“会社専属”と“個人”
またプロ家庭教師には2種類あります。「会社専属のプロ」と「個人のプロ」です。
会社専属 | 個人 | |
立場 | 会社員(派遣) | 自営業 |
指導力 | 安定 | 差がある |
融通 | きかない | きく |
授業料※ | 一般的に高い | 一般的に低い |
無難にいきたいなら−会社専属のプロをおすすめ
朝刊の折り込みチラシ等にある家庭教師の派遣などです。受験のプロがご自宅で分かるまで教えます!という感じのものです。授業料は会社によって異なります。
会社組織なので、会社員という立場の先生なら毎年多くの子を教えて実績も豊富です。(派遣の方であれば実績にばらつきがあるかもしれません。)受験のカリスマと言われるプロの先生は、年収1千万…2千万を越える方もいるそうです。
個性的な先生を求めたいなら−個人のプロをおすすめ
一方「個人プロ」はその名のとおり、個人としてやっています。会社組織のようにPR予算はないので、ほとんどの方がインターネット広告か口コミで生徒を集客しています。
つよい教育観念をもつ先生方もいらっしゃいますので、その先生の考え方に賛同できるかどうかも注意してほしいところです。
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