覚える公式はできるだけ少なくする。

僕の授業はできる限り覚えることを少なくしています。結果的に応用も利くためそうさせています。具体的にどういったものか簡単に説明します。
■具体例
ここに計算方法1つ、公式4つがあります。
【一般的な数学で覚えること】

多項式の計算
(x+a)(y+b)=xy+bx+ay+ab

乗法公式
・(x+a)(x+b)=x2+(a+b)x+ab
・(x+a)2=x2+2ax+a2
・(x-a)2=x2-2ax+a2
・(x+a)(x-a)=x2-a2

この公式は中学3年生で学校でも塾でも暗記させます。
これが苦手な子を専門指導する僕の授業だとこうなります。
【みかん先生の数学で覚えること】

・(x+a)(y+b)の展開イメージする。
・2つのカッコに同じ項があれば特別になる。

覚えることを2つまで減らしています。
数学が苦手な子は、多くの公式や解法を覚えると解き方の混乱が起こります。このように覚えることを少なくすることで、記憶の負担を減らしています。