図と色で分かる算数数学のメリット

僕が教える「図と色でわかる算数数学」のメリットを簡単にまとめてみました。


■覚えることが、すごく少ない。
これは僕自身の価値観「Less is more(少ないことは豊かなこと)」そのものです。
いろんな問題パターンや公式を暗記しても、子どもは実際に使えない子の方が多いものです。そこで図と色で考える算数は徹底して「覚える量の少なさ」に拘っています。問題の中身を図に置きかえる癖をつける。その小さな癖が100の解法と同等なら、その癖の方が知識よりもずっと価値があると僕は考えています。
■見えるから、分かる。
図や色で考えることは、見えない世界を見えるようにすることです。図でイメージを具体的にしたり、色を使ってイメージ同士を整理したり。こうする中で算数・数学の本当の意義「考え抜く技術」は育まれます。そして算数数学のセンスというのは、イメージによるインスピレーションそのもの。
■一貫している。
算数や数学にはいろんな解法が存在します。あれこれと教え方が異なると、過去に習ったことが無駄になります。(学校や塾ではこれが実は大きな問題。)
一貫して図で教えると、過去に学んだ図解を繰り返し使える。だから長く教えていけばいくほど、説明の数は次第に減っていきます。それは図で考える癖がついた子は、1を聞いて10を知ってしまうからです。ここにも「Less is more(少ないことは豊かなこと)」の精神があります。