親子の勉強は「漢字って面白い!」と感じられるものがいいと思います。
娘カナ(小学2年)が「お兄ちゃんみたいに、私もお父さんと一緒に漢字したい」というので、3人でやることにしました。
カナに漢字プリントをくばると、「わからない漢字を出さないで」ブーブー文句をたれだして。
めちゃくちゃだなと思いながら、とりあえずやってみようよ!と誘いました。
カナは取り組み始めてすぐぼくに尋ねました。
「“はれ”ってどうかくの?」
「教えていいけど、バツになるよ」
「それはやだ…」
そしてギャーギャー騒ぎ出しました。げんなりします。やむなく助け舟をだしました。
「ベランダから空を見てみなよ」
カナは素直にベランダから空を眺めました。
「はれているね」とぼく。
「うん」
「なにがみえる?」
「そら」
「どんなそらだ?」
「青い空」
「うん。たしかに…青だね。他には何が見える?」
「お日さま」
「あぁお日さまだね。はれのときって、こういう空だよね」
ここで息子ナオ(小学5年)はピンと来たようです。
「カナ!ほら!それだよ!」
「え?なに?」
「青い空の中にお日様だよ。青って書いてごらん」
カナは“青”と書きました。
「その横にお日さまの”日”をかくと?」
“晴”になりました。
「あ!!!!!!!!!!」
兄妹ですごく盛り上がりました。