まずは大人たちに発見してほしい。
小学2年生の二学期に習う「かけ算」。
その後、小学6年生の1、2学期まで4年間かけて整数・小数・分数のかけ算を学びます。
その中でいろんな計算の手続きを習いますが、「そもそも、かけ算とはどういう計算なのか」について理解が不十分だったります。
大人だってそうではないでしょうか。
例えば「0.5×0.5」の計算は答えが「0.25」と小さくなる。
これ肌感覚で分かりますか?
もし「?」だったら、今、学ぶときです
そこで今回、かけ算の本質を知りたい人(大人)のために、整数・小数・分数のかけ算をブロックで表します。
新しい試みとして、ぼくはブロックの説明のみに留めて「えーっと、このかけ算は…ゴニョゴニョ」という解説を書きません。
解説を読んでわかるのは全く面白くないからです。(脳も喜びません)
ぜひ、ご自身でかけ算ブロックをじっくり観察して、「かけ算ってこういうことか!」とわかる喜びを味わってください。
4年分の学習が4分でわかるかもしれません!
ということで、早速、見ていきましょう。
かけ算ブロックのイメージ

左側にブロックが2つあります。右側にかけ算をしたブロックが現れます。
1.整数×整数
小学2年生でならうかけ算です。

この2と3が何を表しているか…。
このかけ算の答えとなるブロックはこれです。

よろしいでしょうか。2×3=6です。
ブロックで確認できたら、次へいきましょう。
あ、3年生を飛ばして4年生へ。
2.小数×整数
小学4年生でならうかけ算です。

ブロックが少し変化しましたね。
このかけ算の答えとなるブロックをイメージしましょう。
イメージはこちらです。

このブロック、いくつでしょうか…。
ブロックで答えを予測し、実際に計算をして確かめてもいいです。
わかったら、次へいきましょう。
3.整数×小数
つぎは小学5年生のかけ算です。

今度は「かけられる数」が小数です。
このかけ算の答えとなるブロックのイメージ、分かりますか?
こうなります。

このブロックの数、分かりますよね。
次はいよいよ、小数×小数です!
4.小数×小数
小学5年生で習います。あえて「1より小さい小数」のかけ算同士で見てみましょう。

いやぁどんなブロックが現れるのか。
このかけ算の答えとなるブロックのイメージ。まさか…という不安…(ありますか?)。
こうなります。

すごく…小さいですね。
そろそろ「かけ算のブロックイメージ」に気づいた方もいると思います。
では、次から「分数のかけ算」です。
5.分数×整数

分数部分がすこし突き出ていますね。
このかけ算の答えとなるブロックのイメージ、分かりますか?
こうなります。

イメージは同じですね。
じっと観察したら学校で学ぶやり方とは違った計算のやり方を発見できるかもしれません。
では、いよいよ最後になります。
6.分数×分数
小学6年生で学ぶかけ算です。

どちらも中途半端な数のかけ算です。
このかけ算の答えとなるブロックのイメージ、分かりますか?
ここまでをわかっていた方なら、きっと分かるでしょう。
これです。

答えのブロックは切れてますね。
右上のブロックが一番小さい。ここに注目すれば、かけ算のやり方(それぞれ仮分数にする)謎も分かるかもしれません。
いかがだったでしょうか。
なんの解説もありませんが「かけ算のイメージ」を理解できたでしょうか。
本質理解で学ぶ子たちは、答えを発見する喜びを求めて紙に「ブロック」を書いて考えたりしています。
そして、なぜ、小数点を移動させるのか?分数のかけ算は仮分数にする必要があるのか?まで納得できたりします。
盛り上がりすぎると、上の学年のかけ算をやりたがる子もいます
ブロックかけ算は中学数学でも実施してます。これがまた面白い。別の機会に紹介します。

