スマホを離れて「散歩」をしよう

小さな冒険のススメ

ぼくはお喋りな家庭教師なので、子どもたちに「最近どう?」といろんな話を聞いたりします。

すると近ごろ、どの子も「時間をはやく感じる」といいました。

小学生も中学生も高校生もです。ぼくは尋ねました。

「昨日の晩御飯、なんだったか覚えていますか?」

するとみんなちょっと考えるんです。でも「えっと…」と言葉がすぐに出てこない。

「一昨日は?」

出てこない。

「今週、どんなことがあった?」

すると行動履歴は答えられます。でも中身がない。もしかしたら…。

「最近、スマホを触る時間がふえてない?」

すると、みんな「はい」と答えます。そして親御さんも「ずっと触ってます」と同意。

なるほど。

「新しい変化がない状態かもね」

今、この3月ごろ、中高生たちは静かなスマホ依存状態になりやすいです。

暇ができる(時間がある)と無意識にスマートフォンを触る。気になる動画や配信をみる。この時間が長くなる(頻度が増える)と少しずつ時間への記憶が薄れていきます。

それが1週間ほど続くとその時の記憶が空っぽになります。

こんな状況のとき、ぼくがおすすめしたいのは散歩です。

その散歩にもちょっとしたコツがあります。

「近所の一度も通ったことのない道を散歩してみる。できればスマホを持たず。紙の地図をもつのはいいね」

「紙の地図?」

「冒険みたいでしょ」

脳の刺激を外に逸らしてみる。日常のなかで少し緊張してみる。そして新しい風景に出会う。

それだけで、気持ちは軽やかになります。その風景の記憶は深くとどまります.

これ、おすすめです。