計画は立てずに、臨機応変に対応しよう

勉強の学習計画なんてものをたてますが、その前に必ずめぐらせて欲しいことがあります。それは「自分が欲しい成果は何か?」ということです。それについて書きます。

計画は、大切なことをウヤムヤにする力があります。

だから、やたらめったらと計画は立てるべきではありません。それは勉強の学習計画でも同じです。

その成果が何なのか、まずそこを明確にすることが大切なのです。

成果を得る為に何をする?

僕が子どもたちにいつも話すのはこの言葉です。
※正確には「成果」という言葉ではなく、具体的に「ほしい結果」だったりします。

計画をこなすことで成果をウヤムヤにしたくはない。だったらシンプルに計画を取っ払い、まずほしい成果のために何をすればいいのか?

そこに標準を定める。
その成果を得るために勉強をしよう!という形では駄目でしょう。倒れてしまいます。

その成果を得るためにどれをどの程度やる?と考える。
これが重要なのです。

努力主義ではない目的主義

僕は子どもたちに、本当に自分がほしい成果=目的なのか?
それを本人自身でちゃんと考えてもらいます。

欲しくないことは途中で飽きます。
そして計画を立てるだけだったら、立てることだけに充実感を覚えてます。目的がうやむやになります。

達成できずに計画倒れになります。

本当に大切なのは計画ではありません。その計画が存在する理由です。

特に中学生という時期は、言われるがままにやるのではなく、その意図を汲み取り自分で考えて進む考えができるようになります。

ほしい成果を念頭において、時には臨機応変に学習項目を変える。

なかなか計画通りにはいかないのを、僕たちはよく知っています。

時代が求めているのは言われるままではなく、そのときの状況をよく判断する人です。

懸命な判断ができる力を、僕は子どもたちと培っていきたいです。