地図をひらけば、世界がひろがる
午前中の授業を終えて自宅へ戻り、午後から再び家を出るときになってスマートフォンの充電が25%しかないことに気づきました。
こういう時に限ってモバイルバッテリーも充電できていない。
これはまずいな
これから向かうのは初めての訪問先です。これじゃGoogleマップを頼りるのは難しい。
そうか、こういう時の紙の地図だ
ぼくはバックに忍ばせている東京地図を確認して、自宅を出て渋谷へ向かいました。
渋谷駅にて
再開発中の渋谷駅は相変わらず凄いことになってます。もうこれは工事現場のなかに駅がある感じです。

ぼくは週2回ほどここで乗り換えますが、毎回、案内される通路が変わっていて、どこを歩かされているのかわかりません。
スクランブル交差点にはたくさん人々。外国人旅行客も多い。
人混みをかきわけながら、ぼくは地図をたよりに目的地へと進みました。
Googleマップにある「自分の位置情報」がわかりません。
ぼくは自分が今どの道を歩いているのか?ルートの先に何があるのか?をこまめに地図で確認しながら、あたりの建物や信号機を見て回りました。
なるほど。デジタルとアナログでこんなに違うのか。
一昔前まで紙の地図で訪問していました。紙に戻すことで違いに気付かされました。
そして今回、周りをよく見て歩くので、面白いものを発見してしまいます。これは不便益ですね。
もう充電が少ないスマートフォンを取り出して撮影です。

これは素晴らしいアート。
そして渋谷駅の間から見える高層ビル。

そうやって進んでいくと、ぼくは大通りから入ったところで凄い建物を見つけてしまいました。
それがこれです。

個人的な民家なので少し遠くから撮りました。
これ、昭和30年代の木造建築です。
そういった古い建物は東京のあちこちでまだ少し残っています。しかし渋谷駅から徒歩圏内に、昭和30年代の建物が残っているなんて…これは奇跡です。
建物の裏通りはこんな感じでした。

すごいりっぱな壁です。そして裏道の奥はこんな感じでした。

窓の配置を見る限り、「ワンルームアパート」でしょう。
この昭和30年代というのは、高度経済成長のはじまりです。
東京オリンピックに向けて、渋谷の都市整備が大きく進んだ頃。その前まで恋文横丁などの戦後バラック商店街もありました。
この建物は、当時の渋谷の様子を忍ばせる貴重な建物だなと思います。
これ保存してくれたらなぁ…無理かなぁ…
と思いながら訪問先へと向かいました。
今から3年前に渋谷駅の郷土資料館でこの昭和30年代の写真展をやっていたようです。その動画があったので掲載しておきます。

