伺っている親御さんから「先生、あのプリントは配布しないのですか?」と尋ねられて…うぅ〜んと腕組みしました。
今(16年5月25日)の段階で、ぼくのブログには何百ものプリントが置かれています。無料ダウンロードが可能です。これらの無料プリントは過去のもの。
もう5〜10年前に作ったものばかり。今、対面の算数学習支援で使っているプリントとは、また別です。
そんな中、伺って支援している親御さんから質問を受けました。
「先生、あのプリントは配布しないのですか?はやさの」
ドキ…
「それはちょっと…できません。ぼくのコア・コンピタンスですから」
もちろん、学習支援をしている方には、プリントをお渡ししています。ただ人はよりいいものを求めるというのは当然だよな…と思いました。
算数の学習支援の最前線プリント
今、いろんなサイトでプリントの無料ダウンロードを行なっています。ぼくもチョクチョクみていますが、どこも大きく変わっている訳ではありません。ぼくのプリントにも似たようなものがあります。
しかし実際の算数支援で使っているプリントは少し異なります。ターゲットが「算数が苦手な子」です。学習障がいの子、グレーゾーンの子などみんなひっくるめています。
そしてその子たちが学校の教育課程で身につけるべき基本的なものを、少しでも躓きなく身につけられるように配慮させよう!という意思のもと、徹底して子どもたちの感触をみて、作りかえています。
この子たちは感覚が鋭い。
微妙な色のニュアンスで分かったり、分からなかったりします。サポートの仕方をかえるだけでも、成果は異なります。
もちろん、ぼくが作った算数プリントを使えば、すべての子がすべての基本的な単元で算数に必要な概念を身につけかれる、という訳ではありません。
誤解しないで下さい。ただ、他の算数プリントよりも情報の混乱や学習ストレスがなく、概念や手順を身につけられているのは事実です。
そのプリントをどうしよう。
今、その岐路に立たされています。
やっぱりわが子のことを考えると、その気持ちが優先してしまうのです。同じような子って日本全国にいます。発達障がいと言われる子は6.5%。ぼくも同じ立場になって分かりました。
だから1つだけ出してみよう。と決めました。子どもたちがつまずく単位の変換。これについての学習支援で使っているプリントをダウンロード販売します。リンクは以下に。
本来、直接教えるなかで使っているプリントです。後にやり方の動画を添付した後、もう少し価格をアップします。その動画です
たんいを変える長さ
さり気なくワクを色付けしている。ここが上手くできるための支援。プリントの出題は体系にそって無理なく24問を厳選しています。これが身につけるための支援です。
子どもが単位を変える問題が、いやだ!といってやろうともしない!
そんな子たちにやってもらいたいですね。色を使った支援効果が実感できます。ではまた。