文章題を読むときの問いかけ:算数編

算数が苦手な子が、問題文を読むときに気をつけるポイントを6つにまとめました。


文章題を読むときの問いかけ:算数編

1)登場することがらを、書き出してみよう。
問題を読んでも、何をすればいいのか分からない…そんな時はとりあえず登場することがらを紙に書き出してみよう。ノート上半分ぐらい使ってもいいですよ。
2)問いの部分に、下線をひいてみよう。
問題文は、何かをお願いしています。そのお願い部分「問い」を大事にします。見失わないようにここは下線をひいておきます。
3)似ているところに、色をつけてみよう。
初めてみた問題でも、同じ種類の単位がいくつかあります。そこに色をつけてみる。そうするとゆっくりと全体が明らかになります。
4)同じものを、線でつないでみよう。
ものには2つ以上の量があります。品物が1個200円なら、個数と値段という量。これが謎解きのポイントです。問題文のなかの、同じものにある2つの量を線で結びます。
5)簡単な数に、置き変えてみよう。
数が小数や分数で難しいと感じたら、簡単な数(整数)に置き換えてみよう。すると頭の中がスッキリと整理されます。
6)「〜したの」と話し言葉で、読み替えてみよう。
算数の問題文の文章ってなじみがない表現ばかり。それなら自分が普段使っている言葉に言い変えてみよう。友達に読んで、聞いてもらうのもいいことです。