溜ってくる問題プリント類。しかし全く活かせていない。その管理も悩みの種…そんな高校生たちにプリントをつかった学習成果のコツを3つほど話しました。
上手な扱い方を話しました
机の引出しを開くと、
散乱する学校の配布プリントは
いつのものかも分からず、
教科も分からず、答も分からず。
そうなると、行き先はゴミ箱のなか。
折角もらったプリントなのに、その管理が難しい。
クリアファイルに入れても、
散乱してしまいます。
だから捨てるのです!
と叫びたい気持ちは、ぼくも分かるんですよね。
でもその繰り返しじゃ進歩がない。
ほんの少しの習慣でこんなプリントも
学習成果に繋げることが出来ます。
その簡単なコツを3つ紹介。
1)問題プリントには
日付と解答とチェックを添える
まず配布されたら日付を書きこみます。
プリント問題の別紙解答があれば、
ホッチキスで止めます。
※先生が正解を板書したなら、
それをプリントにペン(オレンジ)で書き込みます。
間違えた問題番号の頭には、
チェック(黒)します。
プリントをどう管理するかより
ずっと重要なことなので先に書きました。
プリントに書き込んだから、
解き直しが出来ないじゃないか?
と思うかもしれないけれど、
それは赤透明シートを被せれば正解は消えます。
だから問題ありません。
よくノートに正解を書く子がいるけれど、
ノートは消耗品なので捨てられます。
上手に残していたとしても、
プリントの正解を書いた箇所を
さがしだすのに時間がかかりますね。
探す時間が勿体ない。
2)幹となる参考書とリンクさせる
プリントの中に解説を書く(オレンジ色)のは
とてもいいことです。
そのとき、ついでに自分が普段使っている
学習の幹となっている参考書で
どこに該当するのか調べましょう。
見つけたなら、ページをプリントにメモします。
例えば参考書『チャート式』の132ページに
もっと詳しい解説があるなら、
そのプリント問題のそばに“→チp132”と記入する。
たったこれだけで
復習がスムーズに進みます。
3)2つ穴パンチで閉じる
普段からじぶんの机の手の届くところに
2穴パンチを用意しておきましょう。
目にしたプリントはパンチで穴をあけて、
教科ごとに閉じていきます。
ときおり記入した日付をみて、
時系列順に並び替えます。
これで全てのプリントが
管理できる保証はありません。
でもそこに残ったプリントが
役立つものになっていはずです。
まずはそこから。
あとは週末に復習で解きなおすとグッド。
きっとプリントの使い勝手いいので、
より理解が深まると思います。