算数の問題における解決への流れのシートが見やすくなりました。ちょっと手のこんだ文章問題、図形問題になるとうまく解けない…というお子さんがいましたら、解いている横にそっと置いてみて下さい。問題解決のヒントになると思います。
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詳しい使い方は「続きを読む」をごらん下さい。
このシートの特徴
基本問題はできるけど、少しひねられたら出来ない。という子の解けない原因は、ヒラメキやセンスではなく「情報整理の不十分」や「問題解決の視点の抜け」にあります。その主な原因へ対応するためにこのシートはあります。
今回の改訂版のシートでは子どもたちに解くことへ意識的に取り組めめるように、問題解決のステージを“整理する・考える・求める・確かめる”の4段階にわけました。
さらにそれぞれのステージでの心がけを、できるだけ客観的に把握できる具体的な行動に替えることで行動ミスが明確に分かるようにしました。
使用上の注意
4つのステージの中でもっとも大切なステージが「考える」です。ここで記している4つの言葉はなんら変哲もないないものですが、この言葉こそが問題解決のための重要なカギになります。(算数や数学が得意な子はこの言葉を無意識下で実施しています)
お子さんが書いた図をみながら、4つの言葉を右回りに(はじめの言葉は「どこか分かるところはないか?」)唱えながらひとつひとつ丁寧に考えていきます。何度も、何度も、この思考を繰り返すことで、徐々に子どもたちの問題解決への習慣が身につきます。
問題を終えて解答する際、問題の間違い部分ではこの手続きのどの部分の取組みが不十分だったのかを把握するように努めてみてください。この客観的なふりかえりが、子どもの問題解決をのばす大切なアプローチになります。