わり算の筆算は簡単そうで難しい。筆算手続きの躓きとして「はじめの商をたてる位置が分からない」があります。それを解決する「商たてを決める動作」について説明します。 “計算が不得意な子は「わり算筆算の商たて位置を決める動作」を身につけよう” の続きを読む
図形が不得意な子は「高度な図形問題」を解くときこの3点を気をつけよう
図形の問題はその難易度に関わらず、必ず心がけなければならないことがあります。以前、問題解決志向としてご紹介しましたが、今回は問題を扱いながら解説していきます。 “図形が不得意な子は「高度な図形問題」を解くときこの3点を気をつけよう” の続きを読む
平行四辺形の対角線の折曲げは「ねこの耳」から考えよう
中学受験の算数で図形問題が不得意な子は「平行四辺形の対角線の折曲げ問題」は解くのを避けたがります。自明の理や法則がみつけにくいからです。そこで今回、ぼくのひと工夫した「ねこの耳」をつかって解説してます。 “平行四辺形の対角線の折曲げは「ねこの耳」から考えよう” の続きを読む
繰り上りが不得意なら「ゆび計算」を使っていいよ
どうして指を使わないんだろう?と思うんです。たし算だけでなく、かけ算などでもミスしてしまうのは「繰り上りの処理」。そこで無理に暗算をさせる必要はありません。むしろ正しい「指折り法」を早めに身につけるべきでしょう。 “繰り上りが不得意なら「ゆび計算」を使っていいよ” の続きを読む
成果を上げる問題集の解き方|3つの記録のくせ
算数や数学に限らず、問題集を使って学ぶことは多いものです。そこで子供たちによく教えるのは、問題集への記録の仕方です。記録をつける理由もふくめて書きました。
余計な「まとめ」が足をひっぱるー中学受験の理科「月」を教えて
なんでこんなまとめを加えたんだろう?と首を傾げてしまいました。久しぶりに教えた中学受験の理科「月」。問題解説であれやこれやとまとめてくれても、理科が不得意な子(暗記で混乱する子)は寧ろ混乱するんですよね。どうすればいいの?って話です。 “余計な「まとめ」が足をひっぱるー中学受験の理科「月」を教えて” の続きを読む
時刻の前後が分からない子どものいい分
時計の時刻はよめるのに、時刻の5分前や10分後が分からない。低学年のお子さんならよくみられる躓きですが、大人の立場からみると不思議でなりません。今回は、時刻の前後で躓く子どものいい分に「なるほど!」と納得してもらえたらと思います。 “時刻の前後が分からない子どものいい分” の続きを読む
九九暗唱よりかけ算イメージを優先してる
小学二年生の息子が学校でかけ算を習いました。そして宿題でかけ算プリントをやるわけですが、それに時間がかかる。ぼくが横目でチラリと見てみると、上に目を向けて何か数えている様子。『こりゃ覚えていないな』すぐ分かりました。でも今はそれでいいんです。そんな話です。
“九九暗唱よりかけ算イメージを優先してる” の続きを読む発達障害の診断より学習支援を重視するわけ
特徴的なお子さんについて保護者から「発達障害でしょうか?」と尋ねられます。たとえ何かの診断名がついたからといって、何か特別な優遇処置が受けられるものでもなく、そうなるとやっぱり大切なのは悪しきものを退き、良きものを取り入れる。これに尽きると思います。
“発達障害の診断より学習支援を重視するわけ” の続きを読むどうして1から延々と数え続けるの?算数が苦手な子の不思議に回答します
散らばったおはじきの数を数えるとき、10のまとまりを作って考える。中学年、高学年になっても、これがなかなか出来ない子がいます。その原因として、10進法が身についていない可能性が高いですが、親御さんたちの関心は「それじゃ、どんな風に数を捉えているか?」だったりします。こういった子たちがどんな風に数を捉えているのか、その一例を書いてみました。