平行四辺形の対角線の折曲げは「ねこの耳」から考えよう

中学受験の算数で図形問題が不得意な子は「平行四辺形の対角線の折曲げ問題」は解くのを避けたがります。自明の理や法則がみつけにくいからです。そこで今回、ぼくのひと工夫した「ねこの耳」をつかって解説してます。 “平行四辺形の対角線の折曲げは「ねこの耳」から考えよう” の続きを読む

繰り上りが不得意なら「ゆび計算」を使っていいよ

どうして指を使わないんだろう?と思うんです。たし算だけでなく、かけ算などでもミスしてしまうのは「繰り上りの処理」。そこで無理に暗算をさせる必要はありません。むしろ正しい「指折り法」を早めに身につけるべきでしょう。 “繰り上りが不得意なら「ゆび計算」を使っていいよ” の続きを読む

余計な「まとめ」が足をひっぱるー中学受験の理科「月」を教えて

なんでこんなまとめを加えたんだろう?と首を傾げてしまいました。久しぶりに教えた中学受験の理科「月」。問題解説であれやこれやとまとめてくれても、理科が不得意な子(暗記で混乱する子)は寧ろ混乱するんですよね。どうすればいいの?って話です。 “余計な「まとめ」が足をひっぱるー中学受験の理科「月」を教えて” の続きを読む

時刻の前後が分からない子どものいい分

時計の時刻はよめるのに、時刻の5分前や10分後が分からない。低学年のお子さんならよくみられる躓きですが、大人の立場からみると不思議でなりません。今回は、時刻の前後で躓く子どものいい分に「なるほど!」と納得してもらえたらと思います。 “時刻の前後が分からない子どものいい分” の続きを読む

九九暗唱よりかけ算イメージを優先してる

小学二年生の息子が学校でかけ算を習いました。そして宿題でかけ算プリントをやるわけですが、それに時間がかかる。ぼくが横目でチラリと見てみると、上に目を向けて何か数えている様子。『こりゃ覚えていないな』すぐ分かりました。でも今はそれでいいんです。そんな話です。

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発達障害の診断より学習支援を重視するわけ

特徴的なお子さんについて保護者から「発達障害でしょうか?」と尋ねられます。たとえ何かの診断名がついたからといって、何か特別な優遇処置が受けられるものでもなく、そうなるとやっぱり大切なのは悪しきものを退き、良きものを取り入れる。これに尽きると思います。

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どうして1から延々と数え続けるの?算数が苦手な子の不思議に回答します

散らばったおはじきの数を数えるとき、10のまとまりを作って考える。中学年、高学年になっても、これがなかなか出来ない子がいます。その原因として、10進法が身についていない可能性が高いですが、親御さんたちの関心は「それじゃ、どんな風に数を捉えているか?」だったりします。こういった子たちがどんな風に数を捉えているのか、その一例を書いてみました。

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算数嫌いのプロ野球好きの子に「場合の数」をこんな風に教えたら一発で理解した話

小学生にとって場合の数は、難しい。中でも「並び方」と「組合せ」は厄介です。中学生・高校生も苦労するんだから。それを教えている子に身近な例(プロ野球)で説明をしたら、これが好評。ちょっとご紹介します。

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学生家庭教師だった頃のぼく―その対応の間違っていた

1999年のぼくは、たぶん算数障害だったであろう「男の子」への対応を間違えました。そのとき、ぼくはアルバイト家庭教師-2年目の大学生。発達障害もあまり分かっておらず。この記事は「今も間違いに気づくために考え続けなければならない」という自分への教訓も戒めて書いてました。

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