ぼくが受験算数の指導で大切にしていることをまとめてみました。中学受験で家庭教師をお探しの方は、一度ご覧ください。
1)求め方と探り方を指導してる。
苦手な子を教える際に求め方にばかり気をとられます。しかし苦手な子こそ正解への探り方を大切にしたいものです。求め方は1つ覚えても1問にしか使えませんが、探り方は1つ身につけると全ての問題で使えます。
2)学ぶべき知識は少なくしてます。
算数数学が苦手な子のために、知識や理解は本当に必要なものだけを扱っています。余分な知識は考え軸を鈍らせ、大きな枠組みで考えることができなくなるからです。必要な知識もイメージで捉えてもらい、子どもの記憶負担が軽くなる様に心がけています。
3)“間違いへの反省”より“正解への発見”を大切にしてます。
どんなところに留意すればそれは正解へと導けたのか?何気ない間違いをすぐに成功への羅針盤に変えるよう促しています。小さな間違いも肯定的にとらえて、気づきの具体策を考えるようにしています。
4)ありのままに受け止めています。
他人と比較したりせず、できない場面でも、できてきた場面でも子どもの存在をありのままに優しく受け止めています。
中学受験の指導は、数をこなすだけではなく、いかに少ない道具で工夫して導けるかだと思います。
共通するのは“わが子へしたいことを教え子たちへ”それだけです。
もちろん自分の子にしたくないことは、教え子たちにもしません。授業の基準はとてもシンプルです。
木工作品:4年前から教え子の勉強部屋にあった。この作品に恋した僕に教え子がくれました。末代まで家宝にしたい。