理想的な学習方法ってそりゃ人それぞれ。100人いれば100通りある。どれが自分にあっているか?を探すのはちょっと時間と苦労の無駄なんだよ。
身近でマシな方法を使ってみよう。
けっこう頻繁に
一番いい学習法を教えてください、
と質問を受けるんだけれど、
それについて、これです!とはいえない。
あ、でもね。
最高の学習方法の見分け方は
ハッキリしているんです。
とりあえず、2つの条件に当てはまるのです。
その人が成果を上げれるもの。
その人が無理なくできるもの。
これだけなんですね。
もしこの2つの条件を
満たす学習方法があれば、
それは最高の学習方法の可能性が高い。
そうとは言わなくても、
その人にあった学習法であることは
間違いないでしょう。
まぁ、そうとはいっても、そんな条件を満たす学習法には出会えない。
だから皆、探すんです。
見つかるまで探すんです。
ずっと探すんです。
でもちょっと待って!
学習成果をあげるための方法が、
その方法に出会う旅に出てしまっては
出会えるまで成果はでないじゃないか。
ここが問題なんです。
探していることで、
何かを達成しているような
感覚に陥るという問題。
だからいい方法を教えよう。
とりあえず、
これまで最もマシだった方法を使ってみましょう。
成果はちょっとしか出なかったけれど、
そう難しくはなかった方法。
そしてその方法を使いながら、
その次は少し変えてみよう。
少しだけやり方を工夫する。
自分がやりやすい方法にね。
画期的な学習方法を探す旅?
それはいい。忘れていい。
じっとそこでアレコレやってみる。
するね、驚いた!
気づけばそこに最高の学習法が生まれている。
えっとどういうことか?
ちょっと偉そうに言ってしまえば、
その人にとっての最高の学習法は、
その人の学習の中から生まれるわけ。
だから回りを探しても見つかるわけないんだよ。
灯台下暗し。
大体、答えは思いがけないところにあるもんだよね。