理想から離れなきゃ、今なんて見えない。

目標とか、夢とか、それはそれでいいと思う。でもね、もしかしたら、今を見つめることのバランスもあるんじゃないのかな。


理想から離れなきゃ、今なんて見えない。

「こんな子に育ってほしい!」
という願いがあります。
「人はこうあるべきだ!」
という主張もあります。
とっても、よく分かるんです。
それぞれが想い描く理想や考えに
ぼくだって共感します。
それは非の打ち所すらない
素晴らしいものもあるのです。
でもね。
それを目的にすると、
理想に近づくどころか、
ドンドンそこから離れていく。
なぜかな?
ってぼくも問いかけるんです。
でも分からないんですよね。
ただ、近ごろ思うのです。
ちょっとだけそんな理想から離れてみる。
この勇気って大切なんじゃないかなってね。
理想を捨てる必要はないと思いますよ。
ぼくだって子どもへの理想は
未だに捨てられない。
ただ、ちょっと離れる。
すると心持ちが少し軽くなる。
これだけで心が晴れるんです。
わが子の今が見えるんですよね。
もしかしたら、
理想に縛られすぎていた?
って思いなおすこともあります。
そう考えると、
「今から起点にする」
という感覚も大切だなって思うんですよね。