分かりやすく教えることが、必ずしも「分かる」わけではないなぁと思います。本当に分かることというのは「子ども自身の中で解決すること」にあるのではないか、と思い始めました。
“分かりやすく教えるより謎を与えること。” の続きを読む
ゲームは脳を破壊するどころか復活させている
子供たちはゲームが大好き。「最近、何しているの?」ときくと、夢中になっているゲームの話。ぼくはこのゲームに大きな可能性を感じています。
図を利用した分かりやすい算数の教え方
図にこだわって教えるのは、算数における数とイメージを結びつけるためです。今回の記事では、分数のたし算を例に図をつかい教える流れを説明します。
“図を利用した分かりやすい算数の教え方” の続きを読む過不足の問題[数学1年生・1次方程式]解説【つづき】
連立方程式の過不足算の問題を図で考えてみます。
一つ一つ丁寧に扱うため少しゆっくりめです。
図で解く!中学受験の食塩水の問題[算数・武蔵中]
中学受験の算数における食塩水の問題に対して、ビーカー図を使った解き方を紹介します。
“図で解く!中学受験の食塩水の問題[算数・武蔵中]” の続きを読むスタートに“戻る”は、ほんとは“進む”こと
問題解法の筋道を考えるとき、一度、真っ白にするというものがあります。これはムダだったと思われますが、その「もどる」むしろ「前に進む」を意味しています。その話です。
“スタートに“戻る”は、ほんとは“進む”こと” の続きを読む算数・数学における4種類の図の使い方
算数・数学で使われる図は大きく4種類あります。これらの図をうまく組み合わせることで、算数はより深く理解できます。今回はその4種類の図について説明します。 “算数・数学における4種類の図の使い方” の続きを読む
子供たちの色鉛筆の板書
子どもたちが真似を始めた「色鉛筆のノート板書」。
教わらずにとり入れた。これが嬉しいです。
公式掲載は推理小説の種明かしじゃないかな
教科書をめくれば、公式が載っています。
これが意味するものは「冒険はさせません!」なのかもしれません。
なぜ、公式を発表するのだろう?
今から学習するところを教科書で覗くと、すぐに太い線枠で「公式」が書かれています。
近頃、なぜ、公式を書いてしまうの?と考えてしまいます。
これは算数数学を知れば知るほど、公式を掲載することをしらけてしまいます。
2ページ目で犯人のネタばれ推理小説
教科書で公式を発表するということ。これは、推理小説を読もうとするその次のページに、
「犯人はこの人です!」
ネタばれさせるようなものだと思います。そして、なぜ、この人が犯人なのかトクトクと説明する。知ってしまった以上、引き付ける謎解きはありません。もちろん公式を導くという面白さはあっても、自分で公式を作るという冒険が今の教科書にはありません。
感動する教科書
映画や本など世界中の文化は感動に満ち溢れています。
しかしこの教科書にはここに感動を!というフレーズが見当たらない。教科書が感動を与えたら、学校の先生が要らないじゃないか!といわれるかもしれませんが。
もちろん先生の存在は感動に不可欠だと思います。仮に感動する教科書というものがあっても、それをどのように使うか?これによって授業の中身が変わるのではないかと思うのです。
算数が苦手な子ほど「図解」の効果はある!過去の実験例を紹介します
「算数数学は図を描いて考えることが大切です」と日頃から子どもたちに話しています。今回、この記事で、発達心理学の学者さんによって明らかにされた「図解と補助説明が子ども達の学習理解を向上させること」が証明した実験について説明します。
“算数が苦手な子ほど「図解」の効果はある!過去の実験例を紹介します” の続きを読む