学校のやり方に子どもを沿わせるのが、一般的な学び方です。けど、どうなのかなぁ?自宅学習なんだから自由に。ぼくは息子の強みに合わせています。
息子との勉強は自由です
普段から人様のお子さんに教える仕事をしていると、たまに自分の子の勉強をみるときに力が入るような気がしますが、ぼくに限ってそれはありません。
ヨメさんから「子どもの勉強を見てよ」と頼まれても、仕事じゃないので超脱力。算数について言えば、学校で習ったことをどのように彼が取り入れたか?を確認する程度です。ぼくから教え込むことはありません。
それでも算数について質問を受けたり、確認を求めてきたりはあり…それは文章題。そんな時、ぼくのスタンスは同じです。
まず息子の話を聞く
これがお決まりコース。息子は、幼い頃から一般的な成長過程と比べて言葉の遅れがあります。決して会話は上手じゃありません。
だから寧ろぼくは、息子から会話をする機会(時間)与えてます。(昔は意識的でしたがいつの間にか親子の会話の形となりました)
しかし言葉で表現するには限界が…。息子の説明には…主語・述語が抜けていたりして、意思が上手に伝わらない。そこでぼくは息子にお願いします。
「じゃ絵でかいて説明してくれる」
息子はニッコリ。
絵を描くは息子の強み
文章を読んで、ノートの余白に絵をかいていく。マスに◯をかいたり、オリジナルの絵をかいたり。描きながらぼくに説明してくれます。文章内容が分からないときは、ぼくが表現を変えて説明します。
言葉と絵が同時に行き交う。描きながら、話しながら、息子は自然に分かってくると、いつの間にか先生役になってぼくに説明しだします。ぼくは
「ほぉ、なるほど…これが◯なのね?」
と聞くのです。でもこれでいいんです。息子は絵にしながら、人に説明して、聞いてもらう。その過程で認められて、自信をつけていく。父さんとの勉強は好きでいて欲しい。
それぞれの子の学び方
これはプライベートので、フローリングで横になりながら話す感じで、とても自由です。それでもぼくが気を配るのはこの子(うちの息子)にあった学習の落とし方です。
息子の場合、言葉の説明が難しい。そこを彼の強みである絵をかくにもっていき、説明を補助する。すると理解を深まる。
息子の強みは分かりやすく。まぁシンプルなものでいいと思います。
最後に
自宅学習の醍醐味は自由性にあると思います。従来の学校のやり方に従うより、リラックスした中でやってみてもいいでしょう。そして大事なのは、できるだけ早い段階で「子ども強み」が活かされる学び方へシフトする。こちらの方が子どもにとって「正しい学習の形」じゃないでしょうか。