学習成果を上げる学習計画表-そのポイント3つ

以前、このブログの記事の中で、学習成果が上がりやすいタイムテーブルを紹介しました。なぜ、そのタイムテーブルは成果が上がりやすいのか?それについて書きました。


成果を上げる時間配置の秘密
大学受験コーチング

以前書いた記事(学習成果は「時間の配置」に左右されるー大学受験コーチング)のなかで、その理由を1つ1つ探っていくそんな謎解きが、意外にも高校生たちに大好評でした。
やっていることはそう変わらないのに、それを実行する時間帯によってどうして成果が左右されるのか?
タイムテーブル2.jpg
成果を上げやすいタイムテーブルが上のものです。
もちろん、全ての人がこのタイムテーブルで、学習成果を出せる保証はありません。しかし一般的な夜型タイムテーブルと比較すると、比較的に成果は楽に、高い確率で出てくるはずです。その成果が上がりやすいタイムテーブルのポイントを説明します。
1優先順位が高いものを早めに終了させる。
日々の学習には、優先順位があります。その順序は、
 (1)前日の復習
 (2)日課(英語など)
 (3)自主課題
です。
これらの学習を予定通りに進めることが出来たらいいのですが、残念ながらそれが出来ない日があります。体調を崩したり、予定が入ったり。そのようなときの為に、絶対にやべき(1)(2)を早めに終わらせるべきでしょう。成果を上げるポイントは、絶対にやるべき項目は必ず先に終わらせるです。
2自主課題は時間を多めに設定する。
夜の9時から自主課題を3時間もとっています。自主課題とは、集中して取組むべきものなので、時間は多めにとります。その時間を十分に確保するために、前日復習を学校で終わらせるのです。3時間確保すれば、1教科をするにも十分ですし、小刻みに2〜3教科に分けることも可能。
疲れて寝てしまうことも、まぁ、許されます。
3日曜日の午後は予備時間
これは挫折しがちなタイムテーブルでも、同じように設定されています。日曜日の午後は基本的に学習予定をいれません。理由は、先週のスケジュールで引きずったものに当てる為の特別な時間として確保する為です。
また、模試等の機会もあるため、この日は基本的に流動的。
スケジュールをしっかり進めると、この日曜日の午後をリフレッシュ時間とすることもできます。
まとめるとこの3点となります。
この成果を上げるタイムテーブルは、
失点を減らすことへの配慮があります。
けして理想を目指さない。
その現実に即した対応をとる。それが重要だとぼくは思います。