女の日傘があるのに、どうして男の日傘はないの?
そんなことを20代前半のときに考えていました。男が日差しを遮ってはならない理由はどこにもないし。そろそろやせ我慢はやめましょう。
面白い慣習はあるのに
近ごろはほとんどなくなったけれど、祝日に日の丸を掲げる文化ってありました。ぼくが就学前のころだから30年ほどまえ。鹿児島の田舎のことですがね。
休日に日の丸を掲げることの意味は、国に感謝を示すためと聞いたことがあります。なるほどね。まぁそれはそれであってもいいと思うんです。慣習として。
でもね、どうも首を傾げてしまうのは、あって然るべき慣習がないことですね。
その男の日傘は、まさに然るべき慣習と思うのです。
ここ2〜3年になってやっと男の日傘が明るみにでてきたけれど、なんでこれほど男の傘は遅れたのか。もっと、もっと、10年、20年前からあるべきじゃなかったのか。
じつはこのぼく、10年以上前から、男の日傘の習慣をことあるごとに(身近な人へ)強く訴えてきたんだけれど、それはもう全然、受け入れられませんでした。
「おいおい、そんなもやしっ子みたいな精神でどうする。
夏の日差しぐらいでブツブツ言うなよ。」
エアコンできんきんに冷えきった室内で言う。うーん。
こんだけ暑い日本列島。それからクールビズは流行っても、男の日傘はいっこうに流行らない。おかしいよなぁ。
だからぼくは、その流行の最先端として(次世代のファッションリーダーとして?)
かっこよく言えばイノベーターとして、折りたたみ傘をさして日を避けています。
真夏の汗は大敵。放っておけば臭いがするし、汗ダラダラの状態で授業に集中できない。間違いなく仕事に影響する。これって世のサラリーマンたちも同じじゃないかなぁ。
さぁ日本の男性諸君。いつ傘を差しますか?
今、でしょ!!