算数ゲーム「ばくだんをなげろ」を制作したよ

楽しみながら「数の補数」を身につけるのが狙いです。

9月の平日・午前中。授業がない時間をつかって、算数ゲームをつくることにしました。

補数をつかうゲームがいいな

そこで思いついたゲームは、0から9こまで書かれた黒丸のカードをつかって、指示された数をつくるもの。

あとはアレンジ。

よし、街を襲ってきたゴジラに向かって、指示された爆弾(黒丸)を合わせて投げるゲームにしよう。その名も「ばくだんをなげろ」。

ふふふ、ネーミングセンスあるな‥

ゲームプランはできたので、すぐに原稿用紙に黒丸を描き始めました。

A4の原稿用紙にカードを制作

この黒丸はシールでもよかったなぁと描きながら後悔。まぁ早く作ることが肝心なので気にしない。

とりあえず、最低限の準備ができました。

制作途中の様子

そして実際に小学生の男の子と一緒に算数ゲームを行いました。こいういうゲームは「ルールを単純にする」のが大切です。

「ばくだんをなげろ」のゲームの様子。

ゴジラの前にある数が投げる爆弾の数です。これを時間内(この子の場合は30秒)に用意しなければなりません。

正解すると、ゴジラは後ろに移動します。街は守られます。

「先生、街の絵を描かないと」とお子さん

「あ、そうだね。じゃ描いてくれる?」とぼく

上手に可愛い街を書き込んでくれました。

ゲームの途中で、襲われる街を書き込んでくれました。こういう一工夫が楽しい。

そしてゲームの中でその都度指示するのではなく、あらかじめ台紙に書いておくといいなと思いました。そうすると、次の流れがすぐにわかります。

ゲームの途中で投げるバクダンの数をボードに書き込みました。

ゴジラをさらに強くしてゲーム再開です。

楽しい補数の学習ができました。

このゲームを終えた後、改善点があったのでこちらにメモします。

  • カードは2種類(赤爆弾カード・青爆弾カード)をもっとはっきりわかるようにする。
  • レベルを5段階ぐらい。レベル1はカードの数を2〜3枚に絞る。あとは増やしていく。
  • ゴジラが後退すると、ゴジラに何かしらの変化があると盛り上がる。

また改良してみます。

このサイトに「家庭でできる算数ゲーム」のコーナーがあると面白くありませんか?

うん、きっと楽しい。ゲームがたまったらいつかそういうコーナーも作ってみたですね。