新指導要領とコロナによるダブルパンチ
令和3年度の中学新1年生は、小学校で英語を科目として学んだはじめの世代です。
当然、小学校で「英語の初歩」を身につけてきた世代とも言えます。
中学の授業はそれを前提にはじまります。わかりやすく英単語の数でいうと「もう小学校で700語は身につけているよね」というところからスタートです。
実際に子供たちはそれくらいの英単語をみんな身につけているか?
そんなわけないです。特に今の中学1年生(令和3年度)は、コロナによる休校を余儀なくされた子たちです。英語の学習機会は大幅に減っていると思いますし、そうでなくても十分な学習体制でできたわけではありません。
でも本当の問題点は、会話重視による学習のし方が変化してきたからではないかと思います。