像は鏡に映るの?理科の宿題サポートで大笑い

授業の中で面白い勘違いがあったので、その子から了解を得て記事にまとめました。

Kさん(中学3年生)の授業です。

数学がひと段落したので、学校の理科の宿題で分からないところの質問を受けました。

それは光の反射の問題でした。

健太さんの目の前にある鏡に映る友人の像は「A・B・C」の誰ですか?という問題です。

Kさんは考えました。

こんな小さな鏡に映るんですかね…

不思議そうに言いました。

どれも入らない…えっ入るのかな…

まったくピンとこないようす。合いの手を出しました。

鏡の端っこに映る部分を、反射の法則で探ってごらん

それでもピンときてない感じです。そこでぼくが作図をして示しました。

青と赤の間が健太さんから見えるエリアです。

この範囲にいる子は鏡に映るんだよ。だからAの位置にいる友達は…

するとKさんは声を上げました。

Aの位置にいるのって人間なんですか!

うん…?

だって友人の像って書いてますよ

ぼくはいっている意味が分からず首を傾げていると、Kさんは気づいて大笑い。そして言いました。

ゾウだと思った!

ぞっっゾウ?!

ここで2人、大爆笑でした。

Kさんは問題文の「像」を「象」と思い込んでいたのです。ぼくは漢字の違いを説明しましたが、その後のKさんの言い分がさらにユニークだったんです(ごめん、Kさん)

問題文を読みながら

友人のゾウか…変だなぁ…
まぁ多様性の時代だからあるのかな

と不思議に思っていました。だからずっと

こんな小さな鏡にゾウが3頭も写るかなぁ。
体の一部しか映らないよなぁ

と思っていたんだとか。これ、どういう理科の問題でしょうね。

まぁとにかくこのKさんはとても頑張り屋さんで、毎日、コツコツと勉強をしています。

夏の受験勉強ははじまったばかり。暑さに負けず頑張ってほしいです。